i map : 興味のある「私」のための地図

応募者の情報
ご氏名 古郡唯希[学生]
ご所属 情報科学芸術大学院大学
e-mailアドレス kupoyuki13 [at] iamas.ac.jp
応募するアイデアの情報
アイデアの名称 i map : 興味のある「私」のための地図
アイデアの概略説明 人の「興味の対象」を可視化するためのシステム。人間の創造的行為に着目し、興味の対象を自覚することに加え、他者が作り出したものに対峙した際に生じる、評価基準や動機に対する疑問を解決する手がかりを得る。
アイデアの詳細説明 背景:

私たちは創造的行為に伴う、感性やそれに基づく価値判断などについて議論する際、「人それぞれ」で解決してしまうことが多くある。しかしながら、曖昧で主観的なものであっても、大量のデータを比較、検討することができれば、何らかの傾向を見出すことは可能であると考える。生育環境や遺伝、人や時代背景など、それらはとても明示しがたい様々な要素によって複雑に関わり合って、当然それは、創造的行為にも強い影響を与えている。

例えば、「学習」への意欲とつながる内発的動機づけは(「〜したいからする」、「肯定的な自己概念の獲得」など)は、「興味」から生じるという研究がある。同様に、創造的行為の場合にもそれがあてはまると考え、個人の、「興味」の対象についての調査を行うこととした。



システムの詳細:

このシステムは、Webブラウザによって、調査とビジュアライズを同時に行う。

属性を入力しシステムを開始すると、1つずつ、全50回単語が提示される。体験者はその単語に対し、自分が「興味がある」か「興味がない」かを回答していく。その結果に応じて、ビジュアライズが実行される。

現状では、論文の本文を元データとし、そこから特徴語を抽出し、「興味の対象」を表す単語とした。それを、被験者に順に提示し、「興味があるか・ないか」回答してもらい、d3.jsのフレームワークを用いて、それぞれの回答の類似度を求める協調フィルタリングの手法によって、結果の可視化を行えるシステムを構築している。

今後は、この「単語」に、詳細なデータを与えていくこととする。単語間の関連付や、制作された「作品」との紐付けを持ったデータを作成することで、回答システムについての精度の向上を行うことに加え、
表示されたビジュアライズが、人同士のクラスタリングだけではなく、興味の対象となっている可能性のある、階層をもった要素を、並行して見ることができるようにさらに開発を加える。


このシステムでは、体験者が、自らの興味や他者の興味について考える機会を得る。また、分布だけではなく、回答の結果も参照できることによって、例えば、鑑賞者にとっては、制作者がどのようなものに興味があり、どのような動機を持って作品を制作しているのかを、鑑賞者が考えるきっかけを与える可能性をもつ。そして同時に、制作者にとっても、自らの興味を拡張し、制作のモチベーションを上げうるものになる可能性を与える。
投稿したアイデア ida.pdf
アイコン icon
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登録情報の修正について

修正の希望がある場合には実行委員会までご連絡下さい。lod-challenge[at]sfc.keio.ac.jp *メールアドレスの[at]を@としてお送り下さい。