技術コラム第5回:International Asian LOD Challenge Day

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12月1日(土)に奈良市において、International Asian LOD Challenge Dayが開催されました.

その時の様子を、電気通信大学の越川さんからご紹介頂きます.

 

電気通信大学で学生をしております越川と申します。12/1に奈良市で行われたInternational Asian LOD Challenge Dayに参加してきました。イベント当日の様子を一参加者の視点からお伝えします。

 

今回のイベントはいつもの LOD Challenge イベントとは一味違います。それは今回の「International Asian LOD Challenge Day」というイベント名からお分かりのように、LOD Challengeが始まって以来初の国際的なイベントなのです。セマンティック技術の国際学会であるJIST 2012(12/02-04)のCo-located(同時開催)イベントになっていて、世界中からこの会議のために集まる研究者の方々にもLOD Challenge イベントに参加してもらい、各国のLODの取り組み等の情報交換・知識共有などを行って、日本という枠を超えてLOD運動を盛り上げて行きましょうというのが開催の趣旨です。

 

当日は、20名ほどの参加者がありました。私のような初めて参加する方や、海外からは韓国、中国、タイ、バングラディッシュ、アメリカといった国際色豊かな参加者が集まりました。本イベントは前述のとおり国際会議のサブイベントであったため、参加者の職業は学生または研究者(Academic, Industrial)でした。

 


古崎先生によるLOD Challengeの紹介

 

最初に今回のオーガーナイザーである大阪大学の古崎先生から、日本でのLOD Challenge の今までの軌跡について紹介があり、続いて、グループ議論のトピックについて参加者から提案する時間になりました。私自身Linked Dataに関連する研究をしているということもあり、研究紹介を兼ねて議論トピックを提案しました。拙い英語力に不安と緊張を感じながら、頭の中で考えていることを英語に変換することが上手くできないということが多々あり、悔しさを噛み締めながらの発表となりましたが、参加者の皆さんから優しい見守り/フォロー/補足をいただいたおかげで、なんとかことなきを得たかなと思ってます。私の発表に続いて3人の方が議論トピックを提案しました。

 


私,越川からもトピックを提案

 


開催地である奈良をテーマにした提案も

 

以下の4つの議論トピックの提案があり,チームに分かれて議論することになりました。

  • Media Comparison
  • Visiting Nara
  • Conference Support System
  • LOD-based Application for Users – Asian Perspective

参加者がそれぞれ「一番興味ある議論トピック」の提案者のもとに集まり、チーム分けをしました。結果、各チーム4,5名の編成で4チームが作られました。チーム決めが終わった時点で、ちょうどお昼の時間を迎え、各チームで奈良市内に繰り出し美味しいランチをチームメンバーで食べながら、自己紹介/興味のある分野/議論の進め方などの会話をして、メンバー間の距離を縮めました。

 

ランチ後に会場に戻って議論を開始しました。付箋と大きな模造紙を使ってLODを用いたアプリケーションの案を出し合い、お菓子をつまみながら、楽しい雰囲気でアイディアを練っていきました。

 

 


グループ討議の様子

 

途中、古崎先生から「日本でのLODの現状」についての講演が、韓国KAISTのChoi教授から「韓国でのLODプロジェクト」についての講演があり、普段なかなか知り得ない興味深い話が聞けて大変勉強になりました。

 


Choi先生による講演

 

最後に、チームの成果発表の時間となり、各チームが考えたアイディア,データ,アプリケーションについてのプレゼンテーションが行われました。議論の成果を英語でプレゼンする大役を任せられ、大きな経験を得ることができました(作品として応募するので、内容は秘密です)。LOD Challenge 2012にエントリーすることを各チームのメンバー間で約束し、大変盛り上がったイベントは終了となり、参加者達は懇親会会場に向かったのでした。

 

 


成果発表の様子

 

LOD Challengeのイベントには初参加でしたが、主催者コミニティの熱心かつ献身的な運営と、参加者どうしの積極的な交流を通して、とても楽しく濃い一日を過ごすことができました。私の研究に対してアドバイスを頂くなど想定外の収穫も多々あり、大変勉強になりました。当日お世話になった皆さんありがとうございました。

 

また、LOD Challenge 関連のイベントがあれば是非参加したいと思います。もちろん LOD Challenge 2012 へもエントリーする予定です。今年度は、賞金総額が昨年度よりも増額されたほか、学生奨励賞などの新しい賞が作られるそうです。この記事を読んで下さっている読者のみなさんも、もし興味があるならエントリーしてみることをお勧めします。いつかのLOD Challenge イベントでお会いしましょう。

 

電気通信大学 大学院情報システム学研究科 社会知能情報学専攻

越川兼地

Written by lod-committee

12月 11th, 2012 at 8:32 pm

Posted in 技術コラム

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